金蘭千里50式

2015.04.11

金蘭千里学園50周年特設サイト

「金蘭50式」は、50周年を迎える金蘭千里中学校・高等学校の「今」をお伝えする特設サイトです。一年にわたり、様々な視点からのコンテンツを50個ずつ発信して、金蘭千里の姿を描き出します。

最新の記事

「研究」

僕の将来の夢は、研究する仕事につく事です。例えば、電気や光について研究したいです。
この仕事につけるなら、一日中研究してもあきることはないと思います。

僕は理科が好きです。理科の授業はワクワクするし、実験や観察の時は
ものすごくうれしいです。僕が理科を好きになったのは6年生の2学期ぐらいからでした。
その少しくらい前から、中学の受験勉強をし始めて、たくさんの理科の事を勉強していました。
今まで、何も思っていなかったようなことや常識も、すごいと思ったし、なぜそうなるのだろうとも
思うようになりました。

この金蘭千里中学校に入ろうと思ったのも、体験授業で液体窒素の実験を見て
感動したからです。僕はこの世の中にある不思議なことはなぜそうなるのかを知りたいし、
解き明かしたいと思います。

まだこの世の中には、様々な不思議があるし、その不思議があるということにすら
分かっていないことがあります。僕はそれを1つでもいいから、解き明かし、
世の中の人に知ってもらって役に立ってほしいと思います。

(中一4  Y.S)

『絶叫委員会』 穂村弘

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穂村弘がもう、50歳を超えている。
歌集『シンジケート』が世に出たときはまだ彼は20代。
日常的な口語での表現に挑戦する「ニューウェーブ短歌」の旗手だった。
ホンネのところでは、歌集を取り上げたいところだが、
引用のルールに気を遣う場で歌集の紹介は難しい。
泣く泣くエッセイをご紹介することにする。
(エッセイのほうが売れスジのようですが)

『絶叫委員会』は、口語にこだわった穂村らしく、
町で耳にした「ふつうの人の気になる言葉」を扱っている。
ラジオ番組に寄せられた投稿の一節。
口さがない中年女性の噂話。
意地悪な得意先に向かって思わず怒鳴ってしまったサラリーマン。

人間の狂気というのは、日常の中に忽然と立ち上がる。
穂村の歌では、狂気を受信するアンテナが
いつも静かに脈を打っている。
同じ感受性ですくい取られた「気になる言葉」たちの
エピソードは、やはり読み手を、伏し目がちな笑いに引き込む。

今年度は、本校も穂村さんと縁があった。
産経新聞主催の「与謝野晶子短歌賞」で、
本校生の作った短歌が穂村さんのお目にとまって、
直に表彰状をいただく光栄に浴したのだ。

並べてたおはじき君が混ぜていくほらこの方がなんか落ち着く 谷口真結香

整然と並んでいたおはじきの並びを
わざと乱すところに落ち着きを見出だす「君」。
一見転倒した価値観が広がる世界への扉を開いてくれた相手に
眩しさを感じているような気配のある一首だ。

表彰式で谷口さんを讃える穂村さんの声はどこか甘ったるくて眠そうだったが、
しかし歌に潜む方法を取り出す言葉の一つひとつは研ぎ澄まされていた。

【Amazon】  『絶叫委員会』

社会科教諭、合唱部顧問  桑木茂幸

気が早すぎますが、来年のNHK大河は「真田丸」。主人公は真田幸村。御存じ、大坂の陣で豊臣方に付き獅子奮迅の活躍をしながらも壮絶な最期を遂げた、歴女に超人気の戦国武将です。没後400年ということもあり、各地で関連イベントが行なわれています。ご紹介する真田山は大阪市の天王寺区、上町台地に存在します。冬の陣の時、幸村がここに大坂城防衛の為の出城を造ったのでこの地名になりました。現在ここには、私の母校大阪市立真田山小学校があり(金蘭千里にも過去何人か在籍していました)、何と校章は、大阪市のマークを真田家の家紋である六文銭が囲むというもので、これを他校生にいつも自慢していました。

最初に紹介しますのは三光神社。大坂城から続くとされる秘密のトンネル「真田の抜け穴」で有名です。私が子供の頃は、幸村の銅像も無かったですし、抜け穴も今みたいに扉で封鎖されていませんでした。自由に出入り出来たのですが、本当は数メートルで行き止まりです。残念!

01抜け穴の入り口(格子状の鉄の扉の所)

02格子の隙間から覗いた内部

もう一つ紹介したいのは、隣接する陸軍墓地。知る人ぞ知る歴史遺産です。明治維新以降、西南戦争から太平洋戦争までの戦死した陸軍関係者の墓地です。墓石は全部で5000基ほどあると言われますが、軍隊の厳格な階級制度を反映して、一般兵士と将校とでは墓石の規模(はっきり言って立派さ)が全然違います。子供心にも「死してなお」という非情さを感じました。

03一般兵士の墓

04将校の墓

しかしながら、正直言って畏敬も畏怖も特に感じてはいませんでした。真田山小学校では当時、隣接する陸軍墓地の広場を日常的に第2運動場として使っていましたし、日曜ともなるとクラス対抗の野球の試合を子供たちが勝手にやっていました。ライパチ君(ライトで8番)であった私は、打球を後ろへそらす度、チームメイトの罵声・怒声を浴びながらボールを追いかけて墓石群の中へ駆け込むというのが常でした。欠けたり倒れたりしている墓石も多く、遺族がお参りに来ている姿などほとんど見たこともありませんでした。まさに忘れられた墓地だったのです。

今回40数年ぶりに訪れてみると、広場には何本も木が植えられ(しかもかなり大きく成長しています)もう野球は出来なくなっていました。墓石の修復もされており、月1回程度ボランティアの方が説明する見学会も開かれているようです。そして捕虜収容所で病死したのでしょうか、日清戦争時の中国兵や、第一次大戦時のドイツ兵の墓もあるという事を、昔は無かった案内板で知りました。人知れず保存会の方々が地道な活動を続けてこられたのだと思います。合掌

05右奥の建物が真田山小学校

皆さん、これから注目度アップ必至の真田山に是非お越し下さい。桜の頃がベストです。最寄りの駅は、環状線か地下鉄の玉造です。帰りは一駅歩いて鶴橋で、市場見学というのもお薦めです。

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こんにちは!PC部です!
今回は先日行われた合唱祭についてご紹介します。

合唱祭とはその名の通りクラス毎に合唱を行う行事のことです。
参加する学年は、中学一年、二年、三年生、高校一年生です。
各クラスは合唱祭で歌う曲を1つ選曲し、音楽の授業はもちろん、
放課後を使って1カ月以上練習します。
最終的には、学年ごとにその完成度を競い、優勝を目指します!

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影林督諭さん(安井建築設計事務所設計部主任、26期)

某建築現場にて(某建築現場にて)

金蘭千里創立50周年、誠におめでとうございます。新校舎完成から早くも10年が経ちました。新たな環境で育った皆さまが、社会へと羽ばたかれ、多様にご活躍されていることに大変嬉しく思います。また、旧校舎で学ばれた諸先輩方の様々なご活躍も拝見し、金蘭千里の遺伝子が日本、そして、世界を舞台に様々に広がり、年を経るごとに活躍の場が拡散していることを改めて知る機会となりました。

私は、校舎紹介(編者注:クリックすると別ウィンドウでご覧いただけます)にもありますが、現在の校舎を設計・監理させていただくなど、様々な建築をデザインして設計図を描き、その設計図どおりに工事が行われているかの監理をする仕事をしています。紹介のページで、詳しく校舎のコンセプトやデザインプロセスをお話ししていますので、建築設計の仕事とはどんなものなのかは理解していただけるかと思います。

では、金蘭千里の校舎が完成してからの10年間に、どれだけの建築を設計し、完成したのか。6つです。4つは日本の学校で、1つは海外の学校。もう1つはオフィスビルです。そして、現在も数種のプロジェクトが同時に進行中です。建築という仕事は構想から完成までにとてつもなく時間がかかります。街中の2階か3階建ての住宅が1年ぐらいかかっているものも、通りすがりに見たこともあるのではないでしょうか?なので、ゆうに2年や3年、ややもすれば10年プロジェクト、それ以上の壮大なプロジェクトもあります。もちろん、一つずつ順番に設計できる恵まれたタイミングで仕事はやってきません。設計が同時にいくつも重なって、いくつかの工事現場が同時に進行する時もあります。10年間で6つも完成することができたのは、たまたま運が良かったのかもしれません。

時間のかかる建築は、完成間近となれば関係者全員が気力・体力も尽き果てるのですが、完成した時は、毎回、経験したことのない感動を味わいます。何もない平らな大地に、自分が思い描いた空想の世界・イメージをリアルに創り上げることの感動は、言葉では語り尽くせないものです。と同時に、自分だけの感動だけでは絶対に終われないものでもあります。それは建築主の思いを、我々が代理する形で具現化することを専門にしているからであり、出来上がった建物を建築主が納得して、感動することこそ、感動を呼ぶのです。(自分の家を、自ら設計する場合は、自らが建築主となるので、感動が2倍になるのか・・・それは未だ経験していませんが。)

先日も、建築の世界に関わりたいという男女の生徒に会い、お話をしました。未だ見ぬ世界に
飛び込もうとしている二人の眼差しの奥はとても光り輝いていました。僕の話に興味津々でした。そんな二人の建築に関わろうという動機はすでにそれぞれにしっかりとあり、大変嬉しく思いました。そのモチベーションを維持し、追求し続けてほしいと。そして、この建築という世界は自らをその空間に身をおいてこそ意義があり、体験することが大事であり、そこで何を感じるかが重要であるとお話ししました。その空間体験は日々行われるもので、若い世代だけで終わるものではなく、僕も今でも最重要課題と思っています。

年を重ねてこそ再び感じることの大切さ、同じ空間でも以前と異なる感動を味わうことができたら、それは新たな糧となり、自らを奮い立たせます。そんな感動を味わうため、定期的に海外へと旅立ちます。昨年もふらっとパリへ。20世紀の偉大な建築家 ル・コルビュジエの教会建築を観に、パリから電車で6時間もかけてスイスとドイツの国境へ。次の日は最新の現代建築となるルイヴィトン美術館を見学。次の週は勢いのある現代建築が建設ラッシュなデンマークへ。来る度に通うルイジアナ美術館ではアルネ・ヤコブセンの椅子に身を委ね一眠り。その夜は、世界で最も予約の取れないレストランへ。興味と趣味を常に建築という仕事に並立させて、創造の幅を広げたいと追求する姿勢を維持し続けています。

フランス_ロンシャンの教会(フランス、ロンシャンの教会)

伝統を礎に新たな改革へと進む金蘭千里。この環境で育まれる6年間は、間違いなく人生の上でかけがえのないものです。如何なる困難にも立ち向かう精神力と持続する体力を築き上げ、真の自分を発見できることを心から願っています。そして、世界に旅立ってください。

こんにちは、金蘭千里中学校・高等学校です。

毎週金曜日は、「金蘭50年」と題して、金蘭千里のこれまでの歩みをご紹介しています。

2010(平成22)年度は、創立46年めです。

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この年度より、EUIJ(欧州連合インスティテュート・イン・ジャパン)関西による
講演会が始まりました。
英語から日本語に同時通訳され、レシーバーを通じて講演を聴く形式です。

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またこの年度には、各界で活躍される卒業生などの方々をお招きして
講演をしていただきました。
キャリアガイダンス(クリックすると本校ホームページが表示されます)」という
本校のめざす方向性の一つが完成したともいえます。

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 百人一首部が誕生しました。
(画像は2013年に作成した百人一首部のTシャツです)

ボランティア部が創設されてもうすぐ一年になろうとしています。
8人という少ない部員数ですが、少ないからこその結束力で協力しあっています。

ボランティア部は主にマクドナルドハウスでのボランティア活動を行っています。マクドナルドハウスとは国立循環器病センターに入院している子どもの家族のための宿泊施設です。この施設が作られたことによって、家族の経済的負担はかなり軽減されました。
私達ボランティア部はこの施設の部屋の掃除や、寄付品の整理、バザーの手伝いなど様々なことを行ってきました。また、この施設に宿泊中の小さい子どもたちと触れ合う機会があり、兄弟が入院中のため親と共にこの施設の中にいなければならない子どもにとっては窮屈で退屈なのではないかと考えさせられました。こういう子どもたちと触れ合う機会を増やすことも私達にとっての課題かもしれません。

マクドナルドハウスでのボランティアの他に、最近ではベルマークとインクカートリッジの回収を始めました。部員がやりたいと提案し、顧問の先生方と話し合い実現することが出来ました。皆さんの協力もありたくさんのベルマークが集まってきています。

地味な活動ではありますが、人のためでもあり、また最終的に自分を高めるためになるやりがいのある活動だと自負しています。

今後も引き続き、寄付品とベルマークの回収をご協力お願いします。

(ボランティア部  I.H)

ピーター・フランクル『ピーター流生き方のすすめ』

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この本の著者であるピーター・フランクルさんは、ハンガリー生まれの数学者であり、現在は日本に住んでいます。18歳の時、国際数学オリンピックで金メダルを受賞し、大学で講義できるレベルまで使いこなす言語は母国のハンガリー語のほか、ドイツ語、ロシア語、スウェーデン語、フランス語、スペイン語、ポーランド語、英語、日本語、中国語、韓国語、タイ語の計12カ国語(本人のHPより抜粋)という、とてつもない頭脳の持ち主。さらに数学だけでなく、大道芸人としても有名であり、よくテレビにも出演していました。

その彼のこれまでの経験に基づいた具体的なアドバイスなどが、とてもわかりやすい文章で書かれていて、中高生向けの本になっています。中でも、「オフラインのすすめ」は、携帯・スマホなどの「オンライン」の状態から離れて、「オフライン」の時間を作ることが大切であると述べています。一度手にとってみてはいかがでしょうか。

【Amazon】  『ピーター流生き方のすすめ』

 

数学科教員、PC部顧問 谷垣諭志


中学生の頃、いわゆる耳コピ(CDなどの音源を聴いてその通りに演奏すること)にハマり、
MDに録音した曲をひたすら聴き返し聴き返ししながら曲を弾いていた覚えがあります。
ピアノの技量も、音楽的知識も何もない、
下手の横好きが耳コピをするのに何よりも必要なものは、根気。
弾きたかった曲は大概、マイナーな曲で楽譜も売ってないようなものばかりだったので、
インターネットも当時そう使えなかった自分にとってはこの方法しかありませんでした。

ここでいう「究める」というのは、もちろん「CDと全く同じ曲を弾けること」であり、
その過程もさることながら、ある程度曲が完成してきたときの達成感はひとしおでした。
だんだん慣れてくると、聴き返す量も減ってきて、いろいろと応用がきくようになってきました。

あるとき、ひょんなことから、詩に曲をつけるという大それたことをする羽目になりました。
生徒さんからの要望で、思春期の繊細な感情をテーマに作成された詩をもとに、
そのイメージに合わせて作曲をしてみたのですが、……果たして。
耳コピをしていた経験は活きたかと思いますが、所詮は素人の戯れ。
笑ってお許しいただければ幸いです。

kei46

こんにちは、PC部です。
今日の千里50景は、
金蘭千里の校舎の教室や施設としては最後のご紹介になる
金蘭千里の映画館こと視聴覚教室についてです!

新中学1年生の皆さんにとってもオリエンテーションが開かれる場として、
まず最初にお世話になる視聴覚教室についてご紹介したいと思います!
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