金蘭千里50式

2015.04.11

金蘭千里学園50周年特設サイト

「金蘭50式」は、50周年を迎える金蘭千里中学校・高等学校の「今」をお伝えする特設サイトです。一年にわたり、様々な視点からのコンテンツを50個ずつ発信して、金蘭千里の姿を描き出します。

最新の記事

国語科教諭,女子ダンス部顧問  筒井 智子

『無名抄』は「数奇(すき)」と呼ばれる、和歌に偏執する人々の説話を多く載せる。

秀歌一首を得るために寿命の五年を賭けたという頼実、
九十歳になってもまめまめしく歌会に出席したという道因、
ひたむきな詠作三昧で若死にした女流歌人宮内卿…
彼らの姿は見ようによっては常軌を逸した「烏滸(をこ)」と見えなくもない。

たしかに、

九十ばかりになりては、耳などもおぼろなりけるにや、会の時には、ことさらに
講師の座に分け寄りて、脇もとにつぶとそひゐて、みづはさせる姿に耳を傾けつつ、
他事なく聞ける気色など、なほざりの事と見えざりけり。

(道因は九十才ばかりになってからは、耳なども遠くなったのだろうか、
歌の会の時には、ことさらに講師の座に人をかき分け近寄って、講師の
すぐ脇にぴたりとくっついゐて座って、ひどく年老いた姿で耳を傾けながら、
余念なく講師の言葉を聞いていた様子などは、並大抵の事とは見えなかったものだ。)

という件を読むと、道因の滑稽な姿に「そこまでするか」と思わす失笑してしまう。

しかし、その一方で「そこまでやってのける」道因に頭が下がる思いもある。彼らの姿は一様にひたむきで、真摯で、和歌への強い情熱が常軌を逸脱するほどの行動となったのだろう。作者の長明もそんな彼らにいたく共感し、多くの「数奇者」の姿を『無名抄』に書き留めたのだろう。

同じく長明の著作に、『発心集』という説話集がある。『発心集』という書名が示す通り往生できたか否かより、いかにして往生につながる「発心」を持続し得たかどうかを長明は重要と見ているようだ。「発心」を持続させるものが、数奇者の情熱でもあるのだろう。

これらの説話に描かれた数奇者を思う時、ともすれば惰性に流され、知らず知らずのうちに怠惰に陥りがちな我が身を戒めつつ、「好き」という情熱を失わずにいたいと思う。

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こんにちは、PC部です!
20分テストや午前の体育、さらには数学の授業を受けて、お腹はペコペコです。
ちょうどお昼にもなったので、学校の食堂にいってみましょう!

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小さい頃から運動が好きで、常にせわしなく動いている子供でした。(もしかしたら今も)様々なスポーツに手をつけてきましたが、飽き性のせいでどれも短い期間で辞めてしまいました。

何か最後までやりきったと言えるようになりたい!という思いで中学3年で入り、昨年度は、続けていたバレーボール部のキャプテンに就任することになりました。

元々人を引っ張るのが得意なタイプではなく、スポーツへの愛だけでやってきたので、なりたての頃は、夢なら醒めてほしいと思っていたのを今でも覚えています。

しかし、初めて経験した代表としての1年間で、その責任や支えてくれる両親や友人など、様々な人の有り難さも沢山感じることができました。また、部活をさせてもらえることを実感するにつれて、今までぼんやりとしか抱いていなかった、将来、体を動かせない人の力になりたいという気持ちが一層強まりました。

これから社会に出て、仕事や日常生活を通じて、1人でも多くの力になって恩返しができたら
いいなと思います。

(高三5  N.N)
国語科教諭・剣道部顧問  辰巳 聰

自給自足の生活にあこがれて、田舎に移り住んだ。

農業をしてみたかった。でも、農薬や機械を使ったり、ビニールマルチにおおわれた畑は嫌いだった。福岡正信『わら一本の革命』から「自然農」なる分野があることを知り、川口由一先生の話を聞きに行ったり、月に一回開催されている農業塾に行き、野菜や稲を育てる練習をした。自然農とは、自然のめぐりの中で草と共に野菜や稲を育てる農法である。先生の畑に立つと、むき出しの土の部分は無く、良い香りがし、心が安らいだ。

火のある暮らしをしたかった。荒れるに任せている山々の木々を有効活用し、電気もガスも使わないエネルギー的にも自立した生活をしたかった。夜はランプ、風呂は五右衛門風呂、台所は土間につくって薪で煮炊き、囲炉裏を切って、暖房は薪ストーブと夢は広がったが、家内に却下された。誰が家事をするのか、と。薪ストーブだけは許可された。寒い冬の一日、ゆらめく炎を見ながらの読書は最高である。

薪を作るのはけっこう重労働である。チェーンソーで、木を切って倒して、玉切りにして、斧で割って、薪小屋で一年間乾燥させてやっとできあがり。

草を刈るのもなかなか重労働である。これからの季節何もかもがあっという間に草に呑み込まれていく。最初こそ鎌で草刈りをしていたがとても追いつかない。今はエンジン式の刈払機でやっている。それでも常に草の勢いに押されている。

他にもなかなか大変なことは多い。が、どんなことも習熟していくのは楽しいし、なにより五体を使う労働の喜びがある。自然の移ろいを感じながら生活できるのも幸せである。今は午前四時。新たに水をはった水田に蛙の合唱が響き、裏の山ではホトトギスが鳴いている。

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こんにちはPC部です。金蘭千里50景 第六回スタートです\(*^▽^)/!!
今日は、金蘭千里の授業科目【数学】について紹介します。

それでは、あるクラスの数学の授業風景を覗いてみましょう。

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