金蘭千里50式

金蘭千里学園50周年特設サイト

金蘭千里中学校・高等学校が2015年の50周年を記念して制作した、リレーブログ形式のコラム集です。一年にわたり、様々な視点からのコンテンツを50個ずつ発信して、金蘭千里の50周年時の姿を描き出しました。

千里50景

こんにちはPC部です。金蘭千里50景 第六回スタートです\(*^▽^)/!!
今日は、金蘭千里の授業科目【数学】について紹介します。

それでは、あるクラスの数学の授業風景を覗いてみましょう。

まず初めに、クラスに男女一人ずついるクラス委員や、日直が号令をかけます。
学校の校是でもある「正しい容儀で明るく挨拶」は、授業開始時にもしっかりと行ないます!

起立!礼!着席!
そして、授業が始まります。
1時間の授業は基本的には50分です。
このクラスの1時間目は中学一年生の数学だったようです。
この授業の担当をする先生は、今年から中学一年生の担任をされている数学科の谷垣諭志先生です。
谷垣先生は金蘭千里卒業生で、学生時代をこの金蘭千里で過ごされました。
  僕たちのPC部顧問もされています!!
中学一年生は、小学校時代の算数から、中学校での数学に変わり、約2ヶ月間が経ちました。
最初は不安も多かった中学一年生も段々と慣れ、一生懸命、予習復習や20分テストをこなしています。
解答者の指定
今回の授業内容は、宿題の答え合わせと解説です。
まず先生が生徒を指名し、その生徒が宿題の解答を黒板に書いていきます。
金蘭千里の教室は、前後に黒板があり、両方を使用して授業を行なうこともあります!
解答中の様子(前黒板)
解答中の様子(後黒板)
わからない時や難しい問題の時は、先生からアドバイスやヒントを頂けることもあります。
全員の解答が終了すれば、先生の解説が始まります。
正解のときでも、問題のポイントや別の解法などを説明してもらえます。
不正解のときは、なぜ間違ったかも含めて説明してもらえます。
ただの答え合わせではなく、重要なポイントが沢山あるので、生徒は先生の話をしっかり聞き、メモもとります。
 そのメモしたことを家に帰ってから見て、復習し、さらに20分テストを通して、身に着けていきます。
 数学は学年を重ねるごとに難易度が増し、覚えることも多くなっていくので、基本がとても大切です。
  基本をしっかり抑えるためにも、生徒も頑張っています!
 では、別のクラスも覗いてみましょう。このクラスは高校一年生のクラスです。
この授業の担当は、数学科の佐藤毅先生です。
佐藤先生は先ほどの谷垣先生同様、金蘭千里の卒業生です。
現在は高校一年生の担任もされており、先生自身が初めて担任を持った学年でもあります。
高校一年生は今年の三月に金蘭千里中学校を卒業し、4月に金蘭千里高等学校に入学しました。
この金蘭千里で、既に3年間の学校生活を送っていることもあり、20分テストのシステムにも慣れてきました。
しかし、油断大敵!
高校一年生の現在の授業では、数学ⅡBの学習を行っており、難易度は高いものとなっています。
そして、今年の秋には、高校一年生は文理選択を行い、いよいよ大学受験について真っ向から考える時期が迫ってきています。
文系選択者にとっての数学の授業は、今年習う数学ⅡBが最後になります。
理系選択者にとっては、来年度の数学Ⅲを学習するためにも、数学ⅡBの習熟が必要とされています。
今回紹介した中学一年生と高校一年生、また他の学年や他の教科など、学年・コース等で中身・内容・難易度がガラッと変わります。ですが、基本的に抑えることは全学年・全科目共に同じです。
予習・授業・復習・20分テストというリズムです。
 このリズムを大切にし、大学受験にむけて着々に力をつけていきます。
というわけで、今回は「授業風景」~数学編~についてお送りしました。
他の教科についても、またの機会に紹介したいと思っています。お楽しみに!!
そして、次回の金蘭千里50景では、食堂について紹介したいと思います。
ご期待ください!!