金蘭千里50式

金蘭千里学園50周年特設サイト

「金蘭50式」は、50周年を迎える金蘭千里中学校・高等学校の「今」をお伝えする特設サイトです。一年にわたり、様々な視点からのコンテンツを50個ずつ発信して、金蘭千里の姿を描き出します。

活躍50色

田村博司さん
(株式会社リクルートホールディングス 人事本部 人事統括室 ホールディングス採用部 新卒採用グループ グループマネジャー、34期)

01(インターンシップ参加学生へのプレゼン)

金蘭千里創立50周年誠におめでとうございます。青春時代の6年間を過ごした母校の益々のご繁栄を心からお慶び申し上げます。

私は、2001年3月に高等学校を卒業後、京都大学工学部に入学し、同大学工学研究科都市社会工学専攻を修了いたしました。修了後は、2007年に株式会社リクルートに入社し、現在は株式会社リクルートホールディングスにて人事として新卒採用や若手人材育成に従事しております。

私が取り組んでいる新卒採用や人材育成の業務は、経営陣とともにグローバルに価値を提供し続けられる未来のリクルートグループを創るための基盤を創り上げる仕事と言えます。一方で、学生の方々や入社された方と面談を行ったり、教育研修プログラムを作成するなどして、若い方々の将来の可能性と向き合い、伴走する仕事でもあります。

02(社内報の表紙として撮影していただいた写真。
採用で関わった今年の新入社員とともに)

都市社会工学を専攻した私が、新卒入社後配属されたのは、人事部新卒採用グループでしたので、これまで取り組んできた業務は、正直なところ大学で学んだ専門性をそのまま活かしたというものではありません。

専門性を直接的に活かすことのできないこの仕事に取り組めているのは、「他者目線で情報を集めること」「集めた情報をもとに考え抜くこと」だと考えています。そして、その二つは金蘭千里時代に土台を作っていただいたと感じています。

「他者目線で情報を集めること」に関しては、金蘭千里での多岐に渡る経験によって土台が作られたと思います。
例えば、中学・高校とサッカー部で主将を務めさせていただきましたが、サッカーがうまいわけでも、統率力があったわけでもなかったので、部員と会話を大切にしていました。サッカー部に所属する目的は何か?なぜ、練習に参加しないのか?などを部員のみんなと話したことを覚えています。
また、ハロウ校での海外研修プログラムに参加させていただいたことで日本のみならず、海外での考え方などに触れることができました。研修プログラムの中では、ハロウ校の先生が日本人に対して持っているイメージを議論させていただいたり、現地のガイドの方の生き方などを伺うことができたことが良い経験となっております。
そして何より、ともに切磋琢磨しながら学ぶ仲間の存在により、自分自身のことを考えるのではなく、他者目線を大切にさせてもらえたと感じています。

「集めた情報をもとに考え抜くこと」の土台は授業などの教育方針に基づいて作られたと感じています。
日々の20分テストにより、面倒くさいと感じることもありながらも日々勉強し、考える癖がついたと思います。私は勉強することがあまり好きではなかったのですが、成果を上げられないことも嫌だと考えていました。そこで、夜はあまり勉強しなかったのですが、毎朝5時半に起床し、ベッドの中でその日の20分テストの出題範囲の勉強をしていました。毎日勉強する癖や効率を上げるためにどうすればいいのかを考えることができるようになったきっかけになっていると考えています。また、毎年のキャンプをいかに楽しもうとするかを考えると自然とのふれあいなどができ、勉強だけでなく生活や生きるための知恵を付け、考える土台になったと感じています。例えば、山岳訓練をいかに楽しむか?を考えると、仲間と何を話すのか?どんな景色に目を向けるのか?等を意識していたように思います。

今、まさに土台を作る状態にある在学生のみなさんには是非とも大きな夢を描いてもらいたいです。しかし、夢を見失ったり、夢が実現できるのかが不安になることもあると思います。

そんな時は焦らないでください。皆さんには、素敵な仲間や学びを得る機会を提供してくれる環境があります。少しの間、そこに身を任せて素直に取り組んでみてください。新しい夢が見つかったり、夢への距離が近づいたと感じられることがあると思います。

これから、広がる未来にワクワクしてください!