金蘭千里50式

金蘭千里学園50周年特設サイト

「金蘭50式」は、50周年を迎える金蘭千里中学校・高等学校の「今」をお伝えする特設サイトです。一年にわたり、様々な視点からのコンテンツを50個ずつ発信して、金蘭千里の姿を描き出します。

活躍50色

杉本那津子さん(大阪総合保育大学 総合保育研究所勤務、40期)

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創立50周年おめでとうございます。母校が50年という歴史を刻み、尚発展していくのは嬉しく誇りです。

私は現在、枚方市の民間幼稚園で勤務させて頂きながら、大学院で幼児教育について学んでいます。大学で4年、修士課程で2年、博士課程の2年目という事で、もう金蘭千里で過ごした時間よりも長く幼児教育について学んだことになります。

金蘭千里という進学校を卒業した中で、保育業界に就職した事は珍しいことだと自覚しています。高校1年当時、それまでは小児科医を目指していましたが、自分が好きなのは医療ではなく子どもだと気付き、幼児教育学の道へ進路変更しました。当時の担任であり、相談にのって頂き応援してくださった辰巳先生には今でも感謝しております。

幼稚園教員という仕事は日本では決して社会的地位の高い職業ではありません。お給料一つとってもそうです。しかし私はこの保育業界で働く事が自身にとって天職であると思っています。何もかもが初めてで新鮮で、驚きと発見、そして多種多様な感情に巡り合う子ども達と日々を過ごし、これからの人生を歩む上での素地を育む事に全精力を注ぐこの仕事はとても有意義であり、もっともっとこれからの社会で大切に捉えていってほしいと願っています。その願いを形に変えるためにも大学院で学び続けている次第です。私は中高時代、大学の事しか頭にありませんでした、その先の未来にまでしっかり目を向けていなかったと思っています。ただ子どもが好きという気持ちのみで進路を決定しました。そして大学で恩師に出会い、幼児教育の奥深さ、その魅力を徐々に知る事で現在に至ります。

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金蘭千里での時間はきちんと守られていて、ありがたい空間だったのだと社会に出て痛感します。そこで出会ったかけがえのない友人は、久しぶりの再会にも関わらずすぐに当時のような親密さを取り戻し、「また明日からも頑張ろう!」と思える存在です。同期に関わらずこのHPで投稿されている他の先輩や後輩の活躍を見るのも大きな励みです。
在学中の皆さん、自分の人生を見つめ、どんな風に生きたいかの日々考えながら進路を決めてください。道中楽しむことも大事です、眼に輝きをもった笑顔で日々を過ごせるよう祈っています。そして未来だけでなく、過去に感謝し、今を一緒に生きる友人や家族を大切に先生方に教えを乞いながら、貴重な6年間を過ごしてください。

末筆ではありますが、母校と皆様のさらなるご発展と幸福を心よりお祈り申し上げます。