金蘭千里50式

金蘭千里学園50周年特設サイト

「金蘭50式」は、50周年を迎える金蘭千里中学校・高等学校の「今」をお伝えする特設サイトです。一年にわたり、様々な視点からのコンテンツを50個ずつ発信して、金蘭千里の姿を描き出します。

教職50究

理科講師、科学部顧問  土居 浩規

全く究めるなんてことにはなっていませんが、私は大学の時にスノーボード競技にどっぷりはまっていました。
ジャンプ台やハーフパイプで跳び、そこで回転をしたうえでうまく着地する。他にも手すりの上に乗り、雪上でないところを滑る。やらない人から見れば「あんなことするなんて怖くないのか」と思われる行為をしていました。

実際にはとてつもない恐怖があります。経験者はわかるかもしれませんがジャンプ台で跳ぶ瞬間は足元と空しか見えません。つまり着地点が全く見えない状態で跳びます。跳んでいる間に着地点が見えますが着地は自分の足。むしろ自分の足だから余計に信用できません。そんな状況だから跳ぶ瞬間、失敗→ケガ→骨折→入院→今シーズン×など悪い想像の連鎖が頭をよぎり、恐怖で体が竦みます。竦めば当然着地の体勢をとれずに墜落します。

この恐怖を克服するためには「成功するイメージ」を頭の中に思い描くことです。スノーボードで跳んで着地することは物理学的に考えても難しくない。だから必ずできる、それだけを考えます。
成功の良いイメージを持つと恐怖心が無くなり周りがよく見え余裕も生まれ、成功を引き寄せます。しかし、悪いイメージかを持つと恐怖心が生まれ視界が狭まり余裕が無くなり、成功が遠のきます。

何事でもチャレンジするときに最悪の予測を立てその最悪の事態になったときの対処を準備することは大切です。しかし、しすぎることで考えが後ろ向きになってしまい結果に後悔が残れば本末転倒です。
成功までの道は弛まぬ努力と成功するイメージを持つことだということを生徒に少しでもわかってもらえればと思います。