金蘭千里50式

金蘭千里学園50周年特設サイト

「金蘭50式」は、50周年を迎える金蘭千里中学校・高等学校の「今」をお伝えする特設サイトです。一年にわたり、様々な視点からのコンテンツを50個ずつ発信して、金蘭千里の姿を描き出します。

活躍50色

原田  朋弥さん

(43期,DSC_0730京都大学大学院農学研究科地域環境科学専攻  日本先進農業代表 )

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創立50周年おめでとうございます。
素晴らしい先生方や同期と出会った貴重な6年間を過ごした母校が、半世紀という大きな区切りを迎えられることを、大変嬉しく思っています。

現在、京都大学大学院農学研究科で、地域環境工学を専攻しています。同時に、農業関連のことを行っています。
大学では、入学する前からの希望であった研究室に所属し、主に農業機械のコンバインの研究を行っています。また、学部生であった頃から、全国の農家を訪問するサークルに入っています。
僕にとって「農業」は、学生時代に大きな関心を頂いた一つでした。

もともと、大学入学前後ぐらいから、日本の農業の生産を変えたいという思いあり、これからはコンバイン(農業機械の一種)で生産現場が変える!と意気込んでたように記憶しています。入学してすぐに、この考えは変わりました。

大学では本当にたくさんの人に出会いました。農業系のサークルには、農業に関してアツく語ることのできる人がたくさんいて、日本の農業について議論をよくしました。
そんな議論をしていく中で、コンバインで、労働力の問題は解決されても、日本の農業の根本的な解決にならないな、と気付きました。

生産規模が大きくならないことが問題だ、と。
そこで初めて、自分なりの、日本の農業の問題と解決策が見えてきました。

少し話がそれますが、ちょうど1年ぐらい前に、たまたま何人かの経営者の方とお話しする機会があり、そこで、自分の農業に関しての「考え」をぶつけてみました。褒められるかなと少し期待していましたが、まったく逆で、「では、やってみなさい。」と一言だけ。行動しないと評価もされないのだと思い、そこから、自分が理想だと考える日本の農業の形づくりを始めることにしました。
日本の農業の生産市場を大きくする、という壮大なビジョンのもとに、独自ブランドによる農作物の販売や、農園管理権の販売など、自分の思う通りに、いろいろなことに挑戦しています。また、最近では、自然に興味を持ってもらうためのスペースとして、淡路島の山でログハウスを建てようとしたりしています。

また経営者の方とは、農業の枠を超えて、一緒にお仕事をさせて頂くことも増えています。

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幸運なことに、大学では、1回生の時から、自分の人生に大きく影響した出会いが、たくさんありました。知り合いの紹介というケースがほとんどですが、その中で感じたことは、「礼節」です。そして、そのほとんどが、中学時代に教わったことです。そういったことができていて初めて、相手のお話を聞けたり、自分の話を聞いてもらえるのだなと、今になって実感しています。

これからもさまざまな出会いがあると思いますが、一つ一つの機会を無駄にせず、一生懸命挑戦していきたいと思います。

最後になりましたが、金蘭千里中学校・高等学校のますますのご発展をお祈り申し上げます。